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2016年 08月 20日
前の更新から結構空いてしまいましたが、いろいろ一段落したので、また書いていこうかなと思います。
それにしても、↓の記事、コミュとかで取り上げられてたらしくて、ディスられてて笑いました(笑) いや、怒る矛先が違うでしょw …と、まぁこれ以上書いてまためんどくさい事になるのもイヤなので、これくらいで。 んで、MUTOH君バラした時のアルミフレームが余ってたので棚を作ったんですが、その時にフレーム固定治具とかいろいろ作ったので、ついでに、適当な自作機を作ろうかなと。 いい加減、作る作る詐欺のままだとイカンですからね(^^;; あり合わせのモーターとか使ってみて、足りない部分だけ新規調達の方向で行こうかと。 のんびりやるので、年内の完成をめざしますー。 #
by omichansan
| 2016-08-20 16:36
| 日常
2016年 04月 21日
前回まで、主な動作をつかさどる部分で、特に調整などが難しいガントリーとZ軸に関しての改修に関してまとめましたが、 本来であれば、改善しなければならない部分は多々あります。 が、それが根本的なidboxの仕様であることから触れる事は避けてきました。 そこで、今回はそれらを踏まえ、前回までは触れなかった部分で、できれば変えた方が良い部分に関してを挙げていこうと思います。 1:エクストルーダー部(全部) 基本的に、アクリルの組み合わせである以上、Z軸と同じで誰が作っても同じ、という事にはならず、また、構造上アクリル自体に負荷がかかり、破損しやすいという欠点を持っています。特別素晴らしい作り…という訳ではないので、Thingiverseにある他のエクストルーダーを印刷テストを兼ねて作ってみたらいいかと思います。 いろんなエクストルーダーを作ってみて、これが自分にとって一番だという物を選んで使うことができるのも、RepRap系の3Dプリンタの特徴でもありますので。 プリント部品で作るエクストルーダーを馬鹿にする方もいらっしゃいますが、決してそんな事はありませんので。 2:ホットエンド部 これに関しては、idboxは他の機体よりも小さいバレルのみをくっつけた形のホットエンドどになっているので、替えを探すのが大変かもしれません。 また、同型のサイズの物でこれが素晴らしいという市販品はあまり見かけないので、現状ではオススメする事はできないのですが、もしご自身で旋盤加工ができる環境にいらっしゃるようでしたら、いろいろと試してみる事をお勧めします。現状のホットエンドでは、安価なPLAを押し出すことが難しいという事だけ把握しておくといいかと思います。 また、サーミスタが固定されない為、抜け落ちてしまい異常加熱が起き、ヒーター線が焼損するという報告がデアゴスティーニの掲示板で上がっていたそうです。 これらは不幸な事がいくつも重なると、火災になる可能性もありますので、今のホットエンドを使い続けるようであれば、なんらかの対策を取ることをお勧めします。 3:ガントリー部 今回、調整等を行った部分ですが、記事にした部分以外にもヘッドブロックのブッシュの内径が7.0Φ(ロッドは6.0Φ)に対応したブッシュを自社提携工場で作成し、使用しているようで、内径の公差も比較的大きく、またそもそもロッドに対応したブッシュを使っていない為、動作に際して余計なストレスや、ガタが発生する可能性が高いです。 また、ガントリーのスライド部に使用されているブッシュも自社制作のブッシュになっているので、可能であればこちらも変えた方が良いかと思います。(特に動作に問題等なければ無理に変える必要はありません) また、ヘッドロッドの2本は2mm長さが足りず、スライダーの端までちゃんと通すことができません。万が一片側に寄らせた付け方をした場合、スライダー動作の負荷によりスライダーブロックが変形し、最悪シャフトが抜けなくなる可能性もありますので、不安であれば交換してください。 4:Z軸 こちらも今回改修を行った部分ではありますが、問題があります。 idboxに使用されているガイドシャフトは、カニゼンメッキ(無電解ニッケルメッキ)というメッキ処理を行っているそうですが、 通常の生材に比べれば硬度はありますが、何度か使用しているうちに傷がついてしまいます。これは、リニアガイドのボールの硬度の方が高いから起こる現象です。 この部分は、高周波焼き入れシャフトの硬質クロムメッキなどのリニアガイドに適したガイドシャフトと置き換えることで適切な動きを維持する事ができます。 余談ですが、ヒーテッドベッド(加熱式ベッド)にする場合は、配線の取り回しなどに気を付けてください。ヒーター線に負荷がかかりすぎる事で、電流がリークし(漏電)、ベッド自体の異常加熱が起きる可能性もあります。 とりあえず、こんなところでしょうか。 詳しく書けば、もっといろいろ出てくると思いますが、書きすぎてもいけないと思いますのでこの辺で。 結局は6回と、当初の予定の倍になってしまいましたが、以上でidboxの改修の話は終わりにさせていただきます。 読んでいただいてありがとうございました。 PS. 前回のZ軸の取付に関して、リードシャフトの部分を飛ばしましたが、センターが取れているかどうかの目安として1か所だけ追加しておきます。 モーターブラケット、底板、ガイドシャフト、テーブルベース、天板の順に部品を取付、上下動作がスムースに行われたことを確認した、という段階まで進んだら、 今度はテーブルベースの真ん中にある、真鍮ナットが、モーター軸の真ん中にすんなり収まるか確認してください。 テーブルベースが透明なのでちょっと浮いてるように見えますが、ナットの中心をモーター軸が通っています。 真上からみるとこんな感じです。 もし、真鍮ナットにモーター軸が通らないようだったら、ナットを少し緩めて、モーター軸が通るところにずらしてから固定してください。 固定できたら、あとは通常のリードシャフトの取付と同じです。 リードシャフトの上下は間違えないように注意してください。 #
by omichansan
| 2016-04-21 03:38
| 3Dプリント
2016年 04月 19日
はい、というわけでパーツを作ってみました。 まずは、ここからデータを3つともダウンロードして印刷してみてください。 印刷する時は、「idbox_Z_Sokoita.stl」以外は天地を逆にして(さかさまにして)印刷するといいかもしれません。 印刷ができたら、まずは「idbox_Z_TENPAN_KAI」の厚みを測ってみてください。 一番厚いでっぱりのところも含めて「8.5mm」、そこを除いた部分で「7.0mm」に印刷できていれば思惑通り「底面方向に0.5mm延長できた」という事になります。 ↑こんな感じですね。印刷物なので、ほんのちょっと誤差がでてしまうのは仕方がない部分もあるのですが、基本的には誤差が±0.1mm以内に収まるような印刷物を使った方が安心です。 もしどうしても厚みが変わってしまうようなら、ラフトを付けてもらうと1層目の厚みが変わらないので積層の厚みは安定しやすいはずです。 他のパーツに関しても同様に印刷ができたと仮定して、設置に進みます。 基本的には、今まであったパーツと交換してもらえばいいのですが、「idbox_Z_SOKOITA」だけは筐体の底面から固定してもらう形になります。 ↑こんな感じです。底面からガイドシャフトを固定していたトラスネジは底板を入れた関係でつかえません。新たにM4、15mmのネジ2本用意しておいてください。 固定の際には、モーターブラケットの固定穴を使用しますので、順番的には” モーターブラケット → 底板 →天板”の順に固定していくといいでしょう。 (モーターブラケットの固定はギリギリ長さが足りたと思いますが、足りないようでしたら、同じくM3、15mmのネジを2本使ってください) 最初は仮止め程度に締めてもらって、位置決めができたら本締めするという流れは同じですが、位置を決めるときは「背面にパーツを当てた状態で」とめてください。 今回のZ軸のパーツの基準面は背面になります。背面にパーツを当てた状態で必ず固定してください。(特にモーターブラケットと底板は注意してください) モーターブラケットと底板をとめるとこんな感じになります。 この時にガイドシャフトを締めてしまっても問題はないのですが、仮止め程度にしておいてください。 最後に天板を取付けます。 仮止めする前にガイドシャフトにテーブルベースを通しておいてください。(案外忘れるので笑) ガイドシャフトの仮止めまで終わったら、「背面を下にして」筐体を倒し、テーブルベースがストレスなく動くか確認してください。 ストレスなく動くようだったら、まずは天板と底板のガイドシャフト、モーターブラケットの固定ナットを本締めしてしまいましょう。 その後に角度をずらして他の個所も本締めしていってください。 (リードシャフトなどの付け方は今までと同じですので、割愛します。) 組立が終わったら、動作にストレスがかかる個所がないか確認してください。 動作の不具合、作動時のキーキー音、大きな軸ブレ等が起こらない事を確認できたら、作業は終了です。 これでZ軸の改修が完了しました。 次回、idbox 本当はここは改修した方が良いよね編 (おそらく最終回)に続く…。 #
by omichansan
| 2016-04-19 23:36
| 3Dプリント
2016年 04月 19日
はい、続いてはZ軸の改修編です。 自分の方針としては、できるだけプリントパーツなどを減らして、治具を当てて現状のパーツを使ってどうにかする、という考えでいたのですが。 このZ軸に関しては、調整するうえでいくつかの大きな問題があります。 1:左右2本のガイドシャフトと真ん中のリードシャフトを平行に出すために必要な、基準とするために使えるパーツが一切ないという事。 これを見ると、設計の都合でユーザーサイドへの負担がかなり大きい事が分かります。つまり、調整がうまくできないと使い物にならない。 2:ガイドシャフトの長さがZ軸の天板の位置に届かない(ちゃんと固定できない) これは、ichibeyさんのブログ「idboxのZ軸回りは作り替えるから構わないけど... 」を見てもらうと分かるのですが、シャフトが0.5mm足りません。 これのせいで、どちらか寄りに固定するしか方法がなく、また無理に締め付けると筐体が割れるという事も発生します。 また、当然ですが印刷も多少ずれが発生するでしょう。 3:天板の板背面に差し込む部分が純正エクストルーダーに干渉する。 これは、もともとBS01のMDFがだいたい5.5mmの板厚だったのに対し、idboxのアクリルは5.0mmとなっていることで発生した不具合だと考えます。 (1の画像でも、該当部分が若干はみ出ているのが分かるかと思います) 以上、3つの点を考えた時、ガイドシャフトの長さ自体はまたスペーサーでも挟めば問題は無いかともおもいましたが、 基準とする面のない固定というのは、かなり難しい、また、そんな状態の物を、どんな人間がやってもほぼ同じ、という事にはならないということは分かっているので、 Z軸関係の天板、モーターブラケットは作り替え、また底面側の治具用に底板を作ることにしました。 Z軸 改修編につづく…。
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by omichansan
| 2016-04-19 22:32
| 3Dプリント
2016年 04月 18日
はい、というわけで後編です。 前回の最後にも書きましたが、これを使って、壁側からの距離で調整します。 まずは、ここからファイルをダウンロードして印刷してください。 idboxの場合、必要になるのは、1.0mm、6.0mm、12.0mmの三つになると思います。 11.5mmと5.5mmは、BS01で使っていました。どうしても直線にならない、という場合はidboxでもこちらを使ってください。 前回までの工作ができている、という事を前提に話を進めていきます。 繰り返しになりますが、前回のスライダーロッドの固定がちゃんとできていない場合には、これから行う作業を行っても最終的にはロッドがズレてしまうと思いますので、 必ず”先にロッドを固定してください”そして、それが終わった後にこの作業を行ってください。 では、改めて。 まずはモーターの動きを伝える長いプーリーが付いている場所に「1mm」のプレートを「壁側から」差し込んでください。 ちょっと分かりづらいかもしれませんけど、下段の長い方のプーリーにつけています。 実際に調整を行う時は上段のロッドを外して、下段を調整してから上段、という段取りで行ってください。 同じ個所の上段のスペーサー、写真では5.5mmで調整してあります。(このように誤差が発生する場合もありますので、適宜最適なものを選んでください) *注意* 5.5mmと6.0mm、11.5mmと12.0mmで混ぜて使用しないでください。 例えば、5.5mmを1か所で使ったら同じものを使う個所では、すべて5.5mmで調整してください。混ぜてしまうと、調整の意味が無くなります。 2か所見ていただきましたが、だいたいこのような形で調整します。 スペーサーの使用箇所としては、 長いプーリーのところでは、1.0mmのスペーサー、写真の白丸で示した、それとは対になる位置の短いプーリーには12.0mm(もしくは11.5mm)、 それ以外の短いプーリーには、6.0mm(もしくは5.5mm)のスペーサーを壁側から挟んで、それに「軽く押し当てるような形で」プーリーを固定してください。 これで、壁面を基準として、同一距離を離した位置で、プーリーを取付ける事ができます。 最後に、X-Yガントリーに取り付けられているテンションスプリングですが、要りません。 もし付いている場合には取っちゃってください。正常な動作の妨げになる可能性があります。 以上、駆け足でしたが、XYガントリーの調整編でした。 Z軸調整編につづく…。 #
by omichansan
| 2016-04-18 21:38
| 3Dプリント
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